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UTストーリー

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UTグループ挑戦の軌跡

起業 「日本のモノづくり」を支える会社に

1995年、「志」を意味する「AIM(エイム)」を社名に冠して、エイムシーアイシー有限会社が設立されました。
創業者は、当時24歳の若山陽一。大手人材派遣会社に勤務していた若山は、「職を求める人」と「人を求める企業」の両方に貢献できることに手ごたえを感じ、この分野での独立を志していました。
若山は、資源を持たない日本の強さの源は「モノづくり」にあると考え、製造分野に的を絞った人材派遣・請負の会社として起業しました。
1996年には株式会社に改組。「日本のモノづくり」への思いを込め、社名も「日本エイム」と改めました。

挑戦 業界の常識への疑問

創業した1995年当時、請負・派遣業界へのニーズは高まり、日本エイムも顧客を増やしていきました。しかし、業界の体質は古いままで、「働く人の立場」にたった視点が欠けており、若山は、業界の体質に疑問を抱いていました。
創業3期目の1997年、転機が訪れました。大手電機メーカーにアプローチをかけた若山は、ある相談を受けます。
そのメーカーの工場では派遣で働く人々の定着率が低く、生産効率も悪化するという課題を抱えているというのです。そこで若山は「派遣する社員に技能教育を施し、技能アップに応じて昇給する」という仕組みを提案。いちはやく職能給制度を導入した日本エイムの社員はモチベーションが高く、定着率と生産効率も向上しました。
また、業界にさきがけて雇用期間を限らない「正社員雇用(常用雇用)」や「社会保険100%加入」などの雇用条件を整備し、当時の業界の常識を覆していきました。

改革 「工程一括請負」という独自のビジネスモデルを導入

次に取り組んだのは、「はたらきかた」の改革です。
従来のように個別に派遣している限り、働く人は仲間と一緒に仕事をする充実感も得られず、モチベーションは上がりません。教育や評価を行うリーダー(マネージャー)もチームの一員となり、工程全体を一括受託する「工程一括請負」という独自のビジネスモデルを生み出したのは、社員の成長を考えてのことでした。
「工程一括請負」はお客様の経営効率向上にもつながり、取引先工場はさらに拡大していきました。

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志の会 存続の危機から生まれた「志の会」

創業から6年を経た2001年、IT不況が到来。顧客の減産が相次ぎ、創業以来、初めて減収減益になりました。
存続の危機に直面した若山は、「会社のあり方」を原点から見直すことを思い立ちます。「当社の存在意義とは何か?」。若山は全社員に向けてメールを送りました。
このメールをきっかけに社内の有志が集まり、2002年4月に結成されたのが「志(こころざし)の会」です。約1年かけて、自社の存在意義を議論し、辿りついた存在意義は、「社員の技能向上を通じて、チームでお客様のモノづくりを支える」ことでした。
また、この議論の中で、社員からは「イキイキとした働き方」など、「イキイキ」という言葉が何度も出てきました。「イキイキ」は、現在も、UTグループの基本理念「はたらく力で、イキイキをつくる。」として、基本的な価値観につながっていきます。

半導体請負No.1 半導体業界への進出と半導体請負No.1の実績

存在意義が明確になったあと、若山がとった戦略は周囲を驚かせました。
高度な専門性を必要とし、工程単位での請負に適した「半導体分野」に的を絞り、経営資源を集中することにしたのです。半導体分野に特化するため、経験者のスカウトや人事・教育制度を整備し、体制の強化をはかりました。この思い切った転換が功を奏し、不況からの回復期にあった半導体メーカー各社から、次々と受注の獲得に成功しました。
その後も社員教育やコンプライアンス(法令遵守)体制の強化などでお客様から高い評価を得ることができ、半導体製造請負業界でNo.1(※)の実績を誇るまでになりました。
※半導体関連産業の製造請負・派遣社員数で製造アウトソーシング業界第1位(各社発表資料より当社推計)

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業界初の上場 業界初の株式上場と持株会の導入

2003年、日本エイムはJASDAQ市場にアウトソーシング業界初の株式上場を果たしました。
当時、アウトソーシング業界に対する社会からの信用は、決して高いものではありませんでした。しかし、日本エイムは「正社員雇用」「半導体分野への専門特化」をはじめ、請負現場での厳格な管理体制など、コンプライアンス経営を徹底していたため、上場への厳しいハードルをクリアすることができました。
また、上場と同時に、派遣や請負の職場で働くすべての社員を対象にした業界初の「持株会」も発足させました。

UT誕生 UTグループの誕生とターニングポイント

上場後も好調な業績は続き、業容拡大に対応して傘下の企業も増えていきました。
そこでグループ全体で戦略的な経営を推進するため、2007年4月に持株会社としてユナイテッド・テクノロジー・ホールディングス株式会社(2009年にUTホールディングス株式会社に商号変更)を設立。UTグループとして新たなスタートを切りました。
しかし、2008年、UTグループに新たな試練が立ちはだかりました。リーマンショック以降の世界同時不況です。半導体を始めとした製造業は、生産量が半減するほどの厳しい状況に陥りました。さまざまな改革によって、この危機を脱することができましたが、世界同時不況は、UTグループにとって大きなターニングポイントでした。

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日本一請負会社 質・量ともに『日本一の請負会社』を実現します。

世界同時不況の危機を乗り越え、UTグループは新たな成長路線に入り、2011年、UTグループは新中期経営計画で新たなビジョンを掲げました。
『“半導体請負No.1”から“質・量ともに日本一の請負会社”を実現します』。
「半導体請負No.1」を実現したUTグループは、これまで培った請負実績を基に、環境やエネルギーといった成長分野への進出をはかり、良質な雇用機会の創出やキャリアアップ機会の拡大に貢献する計画です。
UTグループはこれからも、たくさんの仲間とともに、UTグループの挑戦と成長の物語を作り上げていきます。

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